第2部 グリッドを実現する要素技術

 Globus Toolkit2のようなOGSA登場以前のグリッドミドルウェアには共通の基盤プロトコルがありませんでした。そのため、様々なプロトコルを使用しているため構築が非常に困難でしたし、他のソフトウェアとの連携を図ることも困難でした。
 そこでグリッドを共通基盤プロトコルによって整理するためにOGSAが2002年にGGF(現在のOGF)で提案されました。OGSAはXML,SOAP,WSDLといったWebサービスでよく使用されている技術を利用します。これらの技術仕様は、W3C,OASISなどの標準化団体によって策定されています。Webサービスの採用によって、Webサービスのシステムからグリッドへの移行が容易となり、また、複数のグリッドミドルウェアを統合して運用できるようになります。

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