第2部 グリッドを実現する要素技術

 欧州富士通研究所を中心に開発されたグリッドミドルウェアであるUNICOREは、グリッドポータルの機能やワークフローエンジンの機能を持っています。もともとはスーパーコンピュータを遠隔地から仮想的に利用するために開発されました。
 そのため、通常のワークフローエンジンは、クライアント側でワークフロー処理を行いますが、UNICOREのワークフロー処理は、サーバ側で行われるという特徴があります。またUNICOREでは、依存関係のある複数のタスクを階層的な構成のワークフローとして作成できます。このワークフローの一部を他のサーバ上で処理することもできます。

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