第2部 グリッドを実現する要素技術

 グリッドの6つ目の要素技術は、アプリケーション実行支援です。
 グリッドで処理を行うユーザがコンピュータの専門家であれば、コマンドやプログラムを書いて実行するのも苦にならないでしょう。しかし、実際のグリッドのユーザの多くは科学者やビジネスユーザです。そのため、グリッドで重要なのは、グリッド特有の技術をユーザに意識させないように、使い勝手を向上することです。
 そこでグリッドには、ユーザとグリッドの接点となるインターフェイスであるグリッドポータルや複数のアプリケーションを管理・制御するワークフローエンジンなど、アプリケーションの実行を支援するための機能が使われています。
 以下で具体的に見ていきましょう。

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