第2部 グリッドを実現する要素技術

 資源予約の機能は、「ある時間帯に、特定のジョブを実行するために資源を占有する」ことです。資源予約の機能は、バッチモードでジョブを実行する場合に使われます。
 一般的にバッチモードは、ユーザから送られてきたジョブをキューに溜めておいて、コンピュータに空きができたらジョブを割り当て、実行させます。
 複数のジョブを協調させて同時に実行する場合、複数のジョブが相互に通信し合いながら実行されます。ところが、複数のジョブの一部が実行できても、他のジョブが資源に空きができるのを待っていたのでは、協調した処理ができません。
 そこで、これら協調するジョブを同じ時刻に開始させるために、資源予約の機能が有効になります。

fig2-1-3