第2部 グリッドを実現する要素技術

 ジョブの実行管理の機能は、ユーザから送られてきたジョブをコンピュータ上で実行させるための窓口としての役割を持ちます。コンピュータ上でのジョブの実行方法は、コンピュータの管理者によって決められるため、ジョブの実行管理機能は、コンピュータの管理方針に合った方法でジョブを実行させます。例えば、コンピュータがジョブを実行する場合、フォーク(fork)とバッチ(batch)の2つのモードがあります。フォークモードはユーザから送られてきたジョブをすぐに実行します。もう一方のバッチモードは、ユーザから送られてきたジョブをキューに溜めておいて、コンピュータに空きができたら割り当てて実行します。
 ジョブをフォークモードで実行するか、バッチモードで実行するかは、コンピュータの管理者により予め決められています。大規模PCクラスタやスーパーコンピュータなどではバッチモードを用いることが一般的です。

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