会長挨拶


グリッド協議会はグリッドの技術普及,動向調査,標準化参画を産業界と大学・研究機関等が共同で推進する場として2002年6月に発足いたしました。以来,シンポジウム,ワークショップ,チュートリアルの開催、OGF(Open Grid Forum)への調査派遣や会議報告などを行ってきました。また,世界初の試みで恒例にもなった Grid Worldでは毎年5000名以上の参加者を集めることができました。これらの活動を通じて、会員の皆様にもご満足いただいてきました。
グリッド協議会のホームページではこれまで「計算機は、所有する時代から、必要な分だけ利用する時代へと移ろうとしています。電気、水道、ガス、電話に続く新しいユーティリティの登場です。この新しい社会インフラを支えるのが、グリッド技術です。」と説明してきました。今,クラウドというビジネスモデルを得て,まさにこの時代に突入したところです。より豊かな社会の実現のために,新たな時代の健全な発展を支援していく必要があると思います。
我々の予想を上回る勢いで森羅万象様々なモノやコトがデータとして蓄積されてきています。データの保持,処理,通信で使用されるエネルギーは増加の一途です。維持発展可能な社会の実現のためには,ITにおいても地球規模での環境問題への対応が求められてきています。普段のちょっとしたClick! でも我々の知らないところで膨大な計算処理やデータ処理が発生しているかも知れません。さらに, ITのグリーン化やITによるグリーン化は新たな課題として取り組む必要があると考えます。
このような背景と議論を経て,グリッド協議会は新たなステージに進みます。グリッド協議会という名称は変更しませんが,2010年4月から,新たにクラウドやグリーンITなども広く視野に入れた活動を行って参ります。そのスタートとしてグリッド協議会のロゴとWebサイトをリニューアルしました。
みなさんに役立つ情報を少しでも多く発信していくことを目指してまいります。みなさんのご要望・ご意見ございましたらぜひお寄せください。 本会の趣旨をご理解の上、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
